テニス上級者なのに、
嫌な顔せずヒッティングしてくれたり、アドバイスを下さる方が所属する
テニスサークルに通い出して、1年半が経ちました。
最近、何を伝えようとされているのか サッパリ分からなかった
ストロークの打ち方のアドバイスの意味が
ようやく分かったような
気になってきました。
アドバイスは、とってもシンプル
■ボールとの距離が近すぎるので、ボールからもっと離れて
■テイクバックは、利き腕と反対の腕が、ベースラインと平行になるように
こんな感じです。
この2つです。
あくまで、スイングの際に意識するポイントなので、
なぜ そうしなければならないのか
の理由が分からないまま、
同じアドバイスを繰り返し浴びておりました。
そして、意味も分からず、言われてことを反復練習する日々が過ぎ、
ようやく この教えの意味が理解できたような??
私なりの解釈は、こんな感じです。
■ボールとの距離が近すぎるので、ボールからもっと離れて
⇒スイングが詰まり、スイング軌道が小さくなる(ボールの威力が出ない)
スイング軌道が大きくなるとスイングスピードが速くなる(ボールに威力が出る)
■テイクバックは、利き腕と反対の腕が、ネットと平行になるように
⇒これまでより打点が後ろに下がり 振り遅れなくなった。
正確に言うと、打点がネット側から、ベースライン上に約90度 移動
したということです。
身体の前でボールをヒットするのは同じなのですが
上体がひねられている分、打点が斜め右、後ろ側に変わったということです。
↑ベースライン
←ネット 打点の移動先はこんなイメージです。
このスイングができるようになって
気づいたことがもう一つあります。
ボールの威力が増すので、ボールの飛球距離が伸びるため
スイング軌道を下から上⇒水平(レベルスイング)に変えなければならないのです。
これまでよりボールの軌道を下げる必要性に迫られるのです。
レベルスイングだとスピンがかからないから、アウトするんじゃないかと心配しましたが、
実は、レベルスイング(水平)でもスピンはしっかりかかります。
ボールを捉えた直後に自然と手首がかえり ボールが強く下から上に擦られるようです。
そしてもうひとつの気づきです。
できるだけボールを待って(呼び込んで)
前に突っ込まないよう回転運動で打つことです。
打点の遅れ、スイングの詰まりが解消され
楽に早くラケットを振ることができます。
ちなみに
バックハンドストロークも同じ意識、同じ感覚でやっています。
これが正解かは、まだわかっていません💦。
新しい打ち方は、
以前より断然 厚い当たりでボールを捉えられ、伸びのある球質を得られます。
振り遅れも激減しました。
もちろん、低い球や短い球で、この打ち方をすると
ネットにひっかるなどミスる確率が上がりますので、状況に応じてスピン量や球速を
調整しなければなりませんが。
とはいえ、まだまだ、昔の打ち方を引きずり
無意識に新しいスイングで打てないのも事実です。
これからも練習を繰り返し、
無意識に新しいスイングを使いこなせるようになるよう がんばります。