ストローク時に、ボールのスピード・威力・深さが出ない
ダブルスでのストローク時にボールが浮きがちで相手前衛の餌食になりやすい。
私の課題です。
こんな大事なことなのに、ずっと解決できずにいました。
どうすれば修正できるかも分かりませんでしたし・・・
そんな中、ついに課題解決のヒントに出会えました。
それは2年前から参加させてもらっているテニスサークルの練習会でのこと。
いつもは、レベルが同じくらい(あくまで自称)の女性や小学生と
ウオームアップしているのですが、
この日は、同じレベルの参加者が少なく、いつもジュニアを熱心に教えている
指導者とさせていただきました。
この方からは、これまでも色んなアドバイスをいただいています。
ボールとの距離が近すぎるので打点をもっと遠くに
スタンスが狭いと球筋が安定しないのでから肩幅よりも広くとって
フォアハンドのテイクバックの際は前腕を伸ばし、
ネットと平行になるまで身体を回してボールを待ちましょう
などなど。。。
教えていたことを意識してのショートラリーは
いつもより集中力が増し、スイングも丁寧になります。
何よりありがたいのは、ボールがネットさえ越えてしまえば、
ボールが強かろうと弱かろうと深かろうと浅かろうと、
左右に逸れようと、ほとんどを私が打ちやすい場所に
打ちやすい球速で返球してくれることです。
より、フォームや打点だけに集中して練習ができる高環境です。
それなのに私は、これだけの好条件下でさえ、
一定の場所に同じ強さのボールを打ち返すことができません。未熟すぎです。。。
そんな私に、ジュニア指導者は
今回もショートストローク後に、またまた金言をくれきました。
「ストロークの際は、ラケットを下から上に振るのは基本だけど
あなたは下から上に振りすぎです。
感覚的にレベル(水平な)スイングで打つくらいで良いですよ。
それでもボールはネットを越え、上がりますし、スピンもかかりますよ。」
自分のスイングって そんなになっていたんだー。
教えを基に、次の練習 ボレストに入りました。
上級者がボレーヤーとなり、私のような上手くないプレーヤーたちの
ストロークを返球し、ラリーを続けてくれます。
金言を試してみると
確かにボールにネットを越えるくらいの軌道がでます。
スピンも、それなりにかかっているようです。
さらに体感的な新しい進歩も感じられました。
これまでよりもボールが押せるようになり
結果、ボールに力が伝わり、以前より早くて重い球を打てているような
感覚です。
レベルスイングになることで
後ろから前への体重移動がスムーズになり
結果、足がスムースに動いて身体がきれいに回り、
ボールを厚い当たりで打てるようになったようです。
ラケットの下側にボールをひっかけ
高く打ち上げる“打ち損じ”も ほぼ出なくなりました。
本来、怖がりで失敗したくない自分は、
アウトボールが怖くて、無意識に必要以上に
ラケットを下から上に振り上げるスイングをしていたのでしょう。
これは、うまいプロの動画や自分のスイングの動画を見ても
気付けないことでした。とてもうれしい気分でした。
ところで、この1年くらい練習で実践しているが、
ストロークの力感を5割くらいすることです。
余力を、自分のスイングチェックやコントロールに
フォーカスするためです。
このスタイルも継続し、教えを意識しながら球を打ち
更なる高みを目指してゆきたいと思います。